通関士講座：注の規定（９７類）

通関士試験対策「メルマガ講義」

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（平成１５年５日２６日発行予定）　
を少し書き直して転載しました。


注の規定（９７類）

今回のテーマは：第９７類 　
美術品、収集品及びこつとう」です。

さて、次の過去問、○か×か？

「額縁に納められた絵画については、
　絵画とその額縁とに分離して
　分類されることがある。」

　　　　　　　↓
　　　　　　　↓（考え中）
　　　　　　　↓

　　　 　正答：○

少し説明しましょう。

第９７類注５をを引用します：

書画又はコラージュその他
これに類する装飾板若しくは
版画を取り付けた額縁で、

当該書画又はコラージュ
その他これに類する装飾板
若しくは版画に

「通常使用する種類及び
　価値のもの」については、

　当該書画又はコラージュ
　その他これに類する装飾板
　に「含まれる」


この注５の規定に関し、
　　　　
　当該書画又はコラージュ
　その他これに類する装飾板
　若しくは版画に

「通常使用する種類及び価値
　のものでない」額縁については、

　これらの物品に「含まれない」
　ものとし、
　当該額縁が属する項に属する。

　　　　　
ポイントは、
　額縁が
　「通常使用する種類及び価値」
　のものかどうかで決まる！


【ご参考】
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